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sudukuriってなあに?
2023.08.05
皆さん初めまして。田舎に移住して3年目の石原です。
地域おこし協力隊の活動の中で空き家管理に困っている大家さんや田舎に住んでみたいけど、不安な方によく出会ってきて思うのは、実は双方に悩み事があるんだなということ。両方の悩みに寄り添えないかなと仲間達と考えていてできたのがこの「sudukuri」というプロジェクト。
これがどんなプロジェクトなのか。どんな使い方ができるのか。本プロジェクトの自己紹介も兼ねて、お伝えしたいと思います!
大家さんも移住したい人もわからないことばかり。
社会だけでなく、結婚や出産、介護とライフステージが変化するのは、移住するしないに関わらず人生につきもの。それは大家さんも同じようで、日々出会う中でこんな悩みがありました。
■大家さんの悩みごと
・実家が今暮らしている町から遠くて管理しに行けない
・思い出が詰まっているからなかなか貸せない、売れない
・地域の人との繋がりもあるから、知らない人へ貸したり売るのが不安
対して、昨今では働き方革命もあり、必ずしも都市部で無理して暮らさなくても良くなってきつつあり、田舎移住を検討する人も増えてきていて、空き家とマッチングすれば万事解決!と思いきや、こんな悩みがあるようです。
■移住したい人の悩みごと
・家に関する情報が少ない
・生活コストの現状がわからない
・買い物や生活に必要な施設がどこにあるかわからない
・同じ町の中でも集落間の文化や慣習の違いがわからない
・そもそも誰に相談したらいいかわからない
大家さんは貸したいけれど不安。移住したい人は借りたいけど不安。特に田舎はインターネット上にない情報がわんさか。大家さんも移住者に関する情報がないから結局不安は募る一方。でもメディアには良いことや出せる情報しか載ってない。そうしてミスマッチが起きることもしばしば。そうして結局空き家は空き家のまま。なんてことは実はよく起こっています。
どんな時に活用すれば良い?
こうした皆さんの「空き家」や「移住」に対する不安や悩みに寄り添えないかなと考えたのがこの「sudukuri」というプロジェクト。
大家さんにも移住したい方にも寄り添って、双方の不安や困り事に寄り添って双方にとって良い“移住とその後の暮らし”を、地元の世話人さんなど町のいろんな方々と協力してサポートしていきます。
■大家さん向けサービス
- 家の管理代行業務
- 賃貸、売買の準備とマッチング業務
- 補助金活用などの提案、サポート業務
- 各種申請手続きサポート業務 他
■移住を検討している方へのサービス
- 町案内
- 世話人とのマッチング
- 集落ごとの情報提供 他
特にこの「sudukuri..com」ではお手伝いの上で少しでも役立つようなことをご紹介して参ります。例えば、、、、
- 空き家情報の発信
- 補助金の活用方法
- 改修に関すること
- この町で暮らすコツ などなど。
物件情報や町の基本情報だけではなかなか掴めない暮らしのリアルな部分を、地元で暮らす人・移住した人などの声も踏まえてお届けします。
移住した後こそ一緒にsudukuriしよう!
移住する前はもちろんですが、移住してからの方が実はわからないことがたくさん出て来るもの。
「自分らしくDIYやリノベーションをしてみたいけど、材料ってどこから調達するの?」
「地域の人とどうやって繋がったらいいの?」
「冬の寒さ、夏の湿気を乗り切る暮らしの知恵って?」
「古民家の維持の仕方がわからない!」
などなど。
住み始めた後も、気持ちよく棲み続けられるように細かなお手伝いもして参ります。特に縁もゆかりもなくこの町に来たならなお一層、まずは親戚だと思って頼ってもらいたいなと考えています。
“棲みつぐ暮らしをみんなでつなぐ”
「自分がこれまで暮らしてきた家・町だからこそ大切にしたい」、「自分住む環境を変える一歩を踏み出したい」。
そんな想いを大切して、田舎暮らしのリアルな部分をお届けしながら、この町らしい暮らしをお手伝いして参りますので、ぜひ自分なりのご活用をしてみてくださいね。